2014年11月27日木曜日

ポカラから陸路でインド国境スノウリへ

5ヶ月間お世話になったネパールともとうとうお別れ。バスや鉄道を乗り継いでインドのバラナシまで2日かけて向かう。

ポカラのツーリストバスパーク。予約しなくても早朝に行けば適当に乗れる。


出発までチヤを飲んで待つ。気温は16度くらいか。


こういう茶店に寄りながら、7時間くらい狭いシートと砂埃に耐えつつスノウリを目指す。車はローカルバスと同じボロいバス。


カリッと上がったじゃがいものスナック、12円。トマト玉ねぎなどで作ったチャットニーをつけて食べるととても旨い。


ボロっちい店ばかりで、自販機コーナーのような居心地の良さだ。


今日はスノウリで一泊して、明日は朝からバラナシを目指す。これはネパール側のゲート。イミグレは自己申告制なので、国境をうろうろしていても何も言われないほど、のんきな国境だ。


国境を横に歩いていくと、国境は畑になっていて、現地人は自由に行ったり来たりしている。警備のおまわりさんはちゃんといたが、仲良くなって写真を撮ってくれた。


スノウリは国境があるだけの町で普通のツーリストは素通りするところだ。19年前に初めて来て今回3回目になるが、ネパールとインドが騒々しくせめぎ合うスノウリが妙に好きだ。
地平線に囲まれた黄昏のスノウリを歩いてみる。道路標識も素朴な手書きで味がある。手書きのほうがやはり伝わるものがある。


たくさんの水牛を連れている家族と一緒に歩く。牛や水牛などこっちは動物が日常にたくさんいて楽しい。これまでもなるべく肉は食べなかったが、インドに入ったらベジタリアンにしようと思う。


片言のネパール語で話すと家に招いてくれて、水牛の乳で作ったダヒをいただいた。マイルドな酸味でおいしい。ネパールの農村の夕暮れに自分を溶け込ませる。


とても親切な農家のおじさん。自販機コーナー巡りと同じで、どんどん話しかけていくことで旅の奥行きが増していく。

0 件のコメント:

コメントを投稿

匿名の方もニックネームなど入力してください。