2014年12月24日水曜日

南へ!

日に日に寒くなってきたバラナシから、二晩寝台特急に揺られて、ムンバイ経由で2000km以上走り一気に南国ゴアへ、そして前回4ヶ月も滞在したゴカルナに8ヶ月ぶりに帰ってきた。

ゴカルナは日中は30度以上で夏のようだ。最近新居に落ち着き、インドの電話会社airtelのsimを入手して今日から3Gでネットに接続出来るようになった。

ちなみにsimカードは380円、10GBデータ1ヶ月で2850円。インドで売っているモバイルはすべてsimロックフリーで、好きな端末を買って好きな電話会社のsimを刺すだけでいい。もちろん日本から持参したNexus5もsimを刺すだけで使える。

日本の携帯電話会社と役所の業界に有利なやり方は異常に思えるが、日本人は搾取にNoを言えない従順な消費奴隷として扱われているのが、海外の常識から見ると浮き彫りになる。インドで売っている端末はほとんどがサムスンか中国製のものばかりで、余計な機能をつけて値段の高い日本製はあまり見かけない。そもそも日本では携帯電話会社が端末を売るのがおかしい。まるで良心の感じられないやり方の商売が日本をダメにしている。海外にいて日本のことを考えると悲しくなることが多い。

立派なお寺のようなバラナシ駅。昭和の鉄道みたいな雰囲気が堪らない。


まずはバラナシからムンバイへ1500kmを26時間かけて走る寝台特急列車Mahanagari Expressに乗車。久しぶりの長距離列車に期待が高まる。


等級は3AC。2000kmを5000円ほどの料金で行ける。シーツと毛布も付きなかなか快適。小学校の頃に乗った寝台特急を思い出す。質実剛健な作りが昭和っぽい。


車体は質素なデザインだが味がある。


数百メートルにもなる長い列車を力強く牽く機関車。武骨で渋い顔が格好いい。時速100km以上で豪快に飛ばす。しかし客車の乗降ドアは開けっ放しで、落ちたら終わりだ。


歴史的建造物らしいムンバイ駅。この街で乗り継ぎまでの数時間を過ごす。


昔の上野駅みたいで懐かしい感じがする。


ゴアに向かう寝台特急。今度は12時間の旅。


そしてゴアからは鈍行列車に乗り継ぐ。すでに空気は夏で、窓からの風が気持ちいい。それにしても扇風機の数が多い!


ゴアのマドガオン駅。


や~っと着いた南国ゴカルナ!
前回4ヶ月いたので、浜のレストランや宿の人達もみんな友達だ。そしてここは毎年来るリピーターが多く、各国からのミュージシャン友達もすでに到着していた。今日から南国暮らしが始まる(^^)
しかし前回は毎日飲んでいたビールも今回は無しだ。

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