2016年10月15日土曜日

北へ そしてVintage Gibsonとの出会い。

久しぶりの日本に着いてもう一ヶ月。すっかり日本の雰囲気に呑み込まれている。
東京から群馬~長野~新潟と駆け足で巡り、何店かの懐かし自販機コーナーにも再会した。
そして北へ。
5年ぶりの北の大地はインドに比べるとかなり冷涼だが、もう慣れてきてしまった。






冷たい空気がピリッとこころを引き締める。北の秋は美しい。



そして前回書いたギターだが、いろいろと試奏した結果1956年製の
極上美品 ES140Tに出会った。欲しいと思っていたES175よりも小さく旅人にはぴったり。しかしサウンドは175に負けない出音で、ビンテージP90のピュアなトーンが絶品だ。
ES175に比べるとスレンダーでくびれの部分も色っぽい。とにかく美熟女である。




1956年製だから今年で60歳!だがごらんの通り美しい。当時は今と違い木材も良い物を使っているし、乾ききっていて1.8kgととても軽い。ネックの状態なども良く、
全てにおいて完璧である。このギターにしか出せない音が最高だ。
このギターと一緒にまた旅に出るか。


追記:
北海道は本格的に寒くなってきて、ここ数年インドに暮らしている体にはきつい。
11月初旬に札幌からアジアへ脱出することにした。インドビザを取るのが大変で、一度は諦めかけたが、第三国でインドビザ取りゃあいいやと、まずはとにかく暖かいところへ避難だ。誕生日前だが運転免許証を更新したり、最新のスマホを買ったりカードも更新して、日本でないと出来ない事をバンバン済ませた。